院長挨拶

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心拍数の高い女性は虚血性心疾患のリスクが高い

2009/04

――心血管イベントのリスクは最大1.26倍脳血管障害のリスクは増加しない――

閉経後のアメリカ人女性13万人を1993年から7−8年間追跡調査をした結果です。

安静時の心拍数を

  1. 62回/分以下
  2. 63〜66回/分
  3. 67〜70回/分
  4. 71〜76回/分
  5. 77回以上

の5グループに別けて、冠イベント(狭心症・心筋梗塞)と脳血管障害の発症率を解析しました。

心拍数の高かったのは、高齢・BMIが高い・飽和脂肪酸摂取量が多い女性と心血管危険因子(高血圧・糖尿病・高脂血症・喫煙・うつ症状)を持っている女性でした。

(5)のグループは(1)のグループに比べ冠イベント(狭心症・心筋梗塞)のリスクが1.26倍増加していました。一方脳血管障害のリスクは変わりませんでした。

13万人とこの手の研究としては非常に多くの人数を長期間(平均7.8年間)追跡し、また心拍数を細かく5グループに別けて解析していますので、データの信憑性は高いと思われます。

以前から男性では心拍数が冠イベントのリスクになると報告されています。今回女性でも同様な結果となった訳です。

心拍数が高い方は、心血管危険因子を減らすよう努めて下さい。

2012.01.01
孤独な人ほど脳卒中のリスクが高い
2011.12.01
タンパク質の摂り過ぎは糖尿病のリスク
2011.11.01
1日15分の運動でも死亡リスクが低下
2011.10.01
身体活動が多いほど認知症になりにくい
2011.09.01
テレビを見過ぎると死亡リスクが上昇
2011.08.01
大量飲酒で膵臓癌亡リスクが上昇
2011.07.01
ヘビースモーカーは認知症のリスクが2倍
2011.06.01
ビールで放射線防護
2011.05.01
カリウムが豊富な食事で脳卒中・心筋梗塞のリスク軽減
2011.04.01
ビリルビンが正常高値だと呼吸器疾患および死亡のリスクが低い
2011.03.01
定期的に適量の飲酒をすると冠イベントのリスクは減少する
2011.02.01
アスピリンは癌の死亡リスクを下げる
2011.01.01
LDLコレステロール管理の効果を確認
2010.12.01
ダイエットで脂肪を減らすためには充分な睡眠が必要
2010.11.01
糖尿病の成人男性は死亡するリスクが3倍
2010.10.01
BMIが正常でも腹部肥満は死亡リスクを高める
2010.09.01
ビタミンD不足で認知症
2010.08.01
糖尿病にかかったら生涯コストは2000万円
2010.07.01
歯磨きの頻度が少ないほど心血管リスクが上昇
2010.06.01
脳動脈瘤があっても過度の心配は不要
2010.05.01
やせは喫煙とは無関係に心臓死のリスクを増加させる
2010.04.01
コーヒーで脳卒中予防
2010.03.01
非空腹時の中性脂肪の上昇は脳梗塞のリスク
2010.02.01
大豆と乳酸菌飲料で乳癌のリスク軽減
2010.01.01
肥満が癌を誘発する
2009.11.01
抗ウィルス剤の早期開始が新型インフルエンザの転帰に影響
2009.10.01
受動喫煙は糖尿病のリスクになる
2009.09.01
片頭痛は脳梗塞のリスクか?
2009.08.01
ぜひ熱中症にはお気をつけて
2009.07.01
“認知症ドライバー”6人に1人が事故
2009.06.01
生活習慣の小さな差が脳卒中に複合的に影響する
2009.05.01
糖尿病があると癌の死亡リスクが高まる
2009.04.01
心拍数の高い女性は虚血性心疾患のリスクが高い